こんにちは、心理カウンセラーの東条直子です。
何かあると自分を責める人、つまり「自責癖」のある人に共通する性格特徴についてお伝えしますね。
①真面目、几帳面
自責癖のある人の性格特徴1つ目は、真面目で几帳面です。
ルールや決まり事、言われたことをきっちりと守ろうとします。
正解/不正解、正しい/正しくない、こうしなければいけない/こうすべきでない、といった考えをもっており、自分に対して高い理想を求めていることが多いです。
問題に真摯に向き合っているからこそ、うまくいかないときに自分を責めてしまいます。
きっちりとしていて、他人からは信用されるというメリットもあります。
②責任感が強い
自責癖のある人の性格特徴2つ目は、責任感の強さです。
自分の責任と考える範囲が広いともいえます。
自分に与えられた仕事、役割をきっちりとこなそうとして、自分がコントロールできる範囲を超えている場合もあります。
「自分は変えられるけど、他人は変えられない」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
たとえば、子どもが意図しないで友達の心を傷つけてしまった時。責任感の強い親は、自分のしつけのせいだと思って、事細かく何度も子どもに教えこんだり、相手の親に何度も何度も謝ったりなんてこともあるでしょう。
子どもにも意思があり、親の所有物ではないので、親の思う通りには育ってくれないのが当然です。
でも責任感が強い人は、他人の言動もすべて自分がコントロールすべきもの、できるものと思い込んでしまっていることもありますね。
③負けず嫌いで完璧主義
自責癖のある人の性格特徴3つ目は、完璧主義です。
人間関係でどちらが上か下かを気にしたり、勝ち負けで判断します。
また、何か物事にとりかかると、完璧に仕上げようとします。完璧じゃないものを人の前にさらすことで、どう評価されるのかを気にしているのかもしれません。
完璧にすることで、他人の批判から自分を守っているといえそうですね。
でも、負けず嫌いで完璧主義だからこそ、あらゆることに気が付き、最悪の状況も想定しながら準備をして、よりよいものに近づけていくので、悪いことではないですね。
まとめ
自分を責める人に共通する性格特徴3つお伝えしました。
①真面目、几帳面
②責任感が強い
③負けず嫌いで完璧主義
性格特徴をみると、仕事ができて、信用される人という感じがしませんか?
そうなんです。自分を責める人は、素晴らしい性格をもってるんです。でも、この性格が過剰になると、自分を苦しめることになってしまうんですね。
そして、周囲からも信用されやすいので、いろいろと頼まれて、断れなくて一人で背負い込んでしまって…抱えきれなくなってしまうなんてこともあります。
環境、状況に合わせて、考え方を緩めたり、自分の価値観から離れたりと柔軟にできれば、生きやすくなります。
カウンセリングでは、自分の性格をいかしながら、バランスのいい考え方ができるようにサポートしていきます。興味のある方はご連絡ください。
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