幸せな人に共通する3つの特徴

こんにちは、心理カウンセラーの東条直子です。

幸せな人に共通する3つの特徴についてお伝えします。

まず、「幸せな人と」いうのは、お金持ち、大手の企業に勤めている、頭がいい、育ちがいい、という人のことではありません。

お金がなくても、大企業に勤めてなくても、勉強はそこそこでも、複雑な家庭で育ったという場合でも、いつもニコニコしていて、その人がいるだけでその場の空気が変わるなんてことがありますよね。

そんな幸せを感じている人に共通する特徴はなんでしょうか。

ポイント①他人と比較しない

幸せを感じている人は、他人と比較しません。

南アジアに位置する、発展途上国のブータンは、2013年の世界幸福度ランキングで、「世界一幸せな国」として有名になりました。

でも、それが2019年度のランキングでは、156か国のうち95位にとどまり、その後はランキングに登場していません。

その急落の要因はいくつかあると考えられますが、一つは、SNSの普及により他国と比べることができるようになったからと言われています。

他国の情報が入ってこなかった時には、「雨風がしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せ」と言っていたものが、他国の情報が入ってくることで、隣の芝生が青く見えて、劣等感を感じる、うらやむ、不安になるという現象が起きたのです。

このことからも、やはり他人と比べてしまうと、幸福感が低下するということがわかりますね。

現代はあらゆる媒体からいくらでも情報が入ってくるので、他人と比べてしまう機会が多いといえます。

幸せを感じている人は、ネットやテレビをみないといったことで意識的に情報を遮断したり、情報が入ってきても、「自分は自分」と言い聞かせています。

ポイント②自分の感じ方を基準にして行動している

幸せを感じている人は、自分の感じ方を大切にしています
つまり、他者評価を基準にして行動するのではなく、自己評価を大事にして行動しています。

なので、他人からのこんな言葉を信用しません。

「〇〇は良くない」
「〇〇は意味がない」
「あなたにはできない」


どんな評価があるのか、人にきいたり、ネットで調べたりすることはあります。でも、人にきいたり調べたりする目的は、あくまで情報を集めるための行動です。

幸せを感じている人は、それらを参考にして、自分で見たものと照らし合わせて、自分なりの感じ方や考え方を明確にしていきます。

ネガティブなことを言われたからやめるという判断はしません。

ポイント③目標を決めて進んでいる

幸せを感じている人は、目標を決めています

目標といっても、夢というような大きなものとは限りません。

日常の、「今日は〇〇をする!」というものから、「仕事で〇〇ができるようになる!」「〇〇ができたら、自分へのご褒美!」というようなものまでさまざまです。

すぐには達成できない夢をもって向かっている人でも、いまの自分で達成できる目標を一日ごと、あるいは一週間、一ヶ月の単位で設定している人もいます。

目標を決めることの、何がいいかというと、小さな目標を設定することで達成感を感じられるのです。

どんなに小さな目標でも、「できた!」「頑張った!」「自分えらい!」という達成感がどんどん積み重ねられると、できなかったことよりもできたことに目を向けられるようになり、幸福感がどんどん増していくのです。

まとめ

幸せな人に共通する3つの特徴についてお伝えしました。

ポイントは

①他人と比較しない
②自分の感じ方を基準にして行動している
③目標を決めて進んでいる

幸せか不幸かは、お金持ちか、大企業に勤めているか、頭がいいか、育ちがいいかという外からみてわかる基準は関係ありません。

どんな環境でも、自分の中にある感じ方を大切にして、自分なりの基準で、自分のできていることに目を向けて、自分は自分でいいと自分軸で生きている人が幸せな人と言えるでしょう。

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